何故、日本人はワインを覚えられないのか?

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ワインを覚えたいけど「マナーや飲み方がよく解らない」「ワインは難しくて気軽に飲めない」という言葉をよく耳にします。諸外国の人は「ワインが好きだ」「ワインに興味が無い」とハッキリ言うのに対し、日本の人は「覚えたいけど覚えられない」という中途半端の事を言う人が多い様に思います。

色々考えたのですが、日本の国民性<躊躇>と<恐縮>が一番の原因なのではないでしょうか?

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人として最低限の道徳を守れば、ワインのマナーや飲み方をさほど気にする事はありません。ワインに限らず、どんなジャンルでもはじめから熟知している人なんていないので徐々に覚えていけば良いだけの話です。解らなければ解る人に聞けば簡単に済む事です。しかし「こういう質問をしたらバカにされる」「変な質問をして変に思われたら恥ずかしい」と思ってしまう人が多く、この様な人はいつまで経ってもワインを覚えられないでしょう。

これは<勤勉>で<多数決好き>それでいてプライドの高い日本の国民性なのでは?と思わざるを得ません。

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では、どういう人がワインを覚えれると言えば<躊躇><恐縮>無しで詳しい人に思った素直な事を質問出来る人ではないでしょうか。

味覚についても全く同じ事で、自分の飲んだ感想を<躊躇><恐縮>無しでハッキリと他人に言える人が早く覚えていくと思います。通常の味覚の人なら<甘い><酸っぱい>位の感覚は誰にでもある筈です。自分なりに感じた事をリマインドし、解らなければ詳しい人に聞いて覚えていけば良いのです。

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その壁を取りはらえばもっとワインを気軽に楽しめ、覚えられるはずです。

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