唯一無二の孤高のシャンパーニュSalon(サロン)をご紹介したいと思います。現在、沢山のシャンパーニュが日本に輸入されていますが、まず何故<Salon>だけが唯一無二のシャンパーニュなのか説明したい思います。
数年前の丁度この時期、当時の仕事関係のあるクリスマス・パーティーに誘われました。 都内某所の有名レストランのブッフェスタイルのパーティーでしたが、お得意様の役員さんに緊張しつつ勧められ、試したのが 濃い緑色のボトルに 何やら黄金色の大きな<S>の文字が印象的な<Salon>というシャンパーニュでした。「とにかく素晴らしいから試して見なさい」と 仰られるがままにグラスに 注いで戴くと…. 見事な黄金色でキラキラ 輝いてました。
真っ白な店内の装飾を バックにシャンデリアの灯りに 照らし出された液体は まるで黄金の水に無数のダイヤを 散りばめたかの様に光り輝いていて、その小さな微細なダイヤは 均等に整列しながらキラキラと立ち上がってく様はとても 美しく一目惚れをしてしまいました。ソムリエさんに説明を伺うと このシャンパンはセパージュ (混合品種)が主なシャンパン に於いてシャルドネの単一品種で 出来ていてメニル・シュル・オジェ村と言う最高の村から採れた 出来の良いヴィンテージでしか 瓶詰めされない逸品だそうです。 しかも 99年ですが なんと10年もの間あの薄暗いセラーの中で熟成を続けて来たとの事ですから驚きです!
通常は15ヶ月位が多いそうですから 気の遠くなる様な期間です。 しかも、ここ100年間になんと 30数回しかリリースをしてない事や1990年代には90,95,96,97,99 しかリリースしていないそうです。
後から知ったのですが、その時は99年のお披露目会でも あった訳ですが、当時はまるで気にもしていなかったのが今思うと、とても残念です。 他のシャンパーニュに比べてやや 濃い感じの色合いで、舌触りにキメの細かいシルクの様な滑らかな感触があり、何とも複雑で 優雅な花や例え様の無い種子の 香りや味わいが感じられる、とても洗礼された上品なシャンパーニュでした!
これが僕とワインの最初の出会いになるのですが、数年前の特別なクリスマスの出来事として今でも鮮明に覚えています!ソムリエさんに感想を言うと「シャルドネの熟成によるもので、とても良い コメントですね!」と煽られ、 現在こうしてワインに携わって います。笑
皆様もクリスマスや大事な日に是非一度<Salon>試してみて頂けたらと思います!
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