伝説のレオンス・ボッケ・セラー【3】アンリ・ヴァラモン社訪問

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前回に引き続きレオンス・ボッケ・セラーのお話をしたいと思います。セラーを引き継いだ、かの<ドクター・バロレ>は死去、その後セラーを引き継いだアンリ・ヴィラモン社を訪問し、その伝説のセラーの様子をお伝えします。

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ディレクターのPierre Jhean氏に案内して頂き地下カーブへ。いよいよ伝説のレオンス・ボッケ・セラーに入ります。

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中はとても広く、機能的でいくつもの部屋で仕切られ、場所ごとに温度が異なりました。ドアで仕切ってある訳では無いのに、隣の部屋に移った瞬間に何故か温度がガラリと変わるのには驚きました。

全てのワインを完璧な状態で保管する為、ワインによって保管する部屋を変えているのだそうです。『部屋がドアで仕切って無いのに、どうしてこんなに温度が違うのですか?』と訪ねた所、部屋により部屋の真上の地上の日照条件や斜面、地面との間の被っている砂の量や水はけ、地層などの自然を全て計算され尽くして設計されているそうです。更に通気口やセラー内の湿度を保つ為の砂利を入れる等の工夫をされていました。自然を最大限に活かした正に究極のセラーと言えます。

聞いてみたら、何とこのレオンス・ボッケ・セラー時価500億するそうです!
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こちらの鉄格子の中に沢山の古酒が眠っており、通常の訪問者は入れないそうですが、今回はこちらでテイスティングさせて頂く事になりました。

次回はテイスティングの様子をお伝えしたいと思います!

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