ワイン初心者のワインレポート

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ワイン初心者で飲み始めたばかりですが、今回より私が体験して思った事のワインレポートを、定期的に掲載していきたいと思います!

先日、ピノ・ノワール中心の試飲会に行きました。
この時が初のワインの試飲会ということになるのですが、これまでの人生恐らく数えても、5、6回くらいしかまともにワインを飲んだことがなかったと思います。しかも、その全てが居酒屋かファミリーレストラン等での、安いグラスワインばかりでした。

会場に向かう途中「私にワインの味なんてわかるのかしら?」という疑問と若干の緊張感、小さなワクワク感を抱えていました。勿論、ヴィンテージや畑などの知識は全くなく、ワインといえば赤・白・ロゼ、高いワインは「お金持ちの趣味」くらいの認識しかありませんでした。
美食家の主人と結婚してからは、美味しいと評判のレストランにも足を運ぶようになり料理も以前よりだいぶ好きにはなりましたが、元来食べることや味わうことにはほとんど興味がなかった自分の味覚がどこまで信用できるものなのか、かなり未知数だったのです。

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大きくゴージャスな会場に到着すると、ふかふかの絨毯を足元に感じながら社長と合流し、挨拶もそこそこグラスを手に取りブースに向かいました。ワインの注がれたグラスを見よう見まねでグルグルと回し、広い会場の隅から次々とテイスティングしていきます。飲むたびに何となくワインの名前を覚えましたが、フランス語なのでよくわからない上、あまりお酒に強い方ではない為、直ぐに覚えた名前を忘れてしまいました。

自分が何を飲んでいるかもよくわからないまま10本目くらいまでテイスティングした時、ワインの香りをかぐと直径3cmくらいの紫色の丸い玉が2、3粒、頭の中で弾けるような感覚がありました。そのあと丸い粒が現れるワインもあれば、現れないワインもありました。中にはぶどうの濃縮果汁のような香りを強く感じるワインもあったのを、今でも覚えています。

私が飲んでいる横で、社長が色々と説明をしてくれるのですが、正直なところよく解りません。その中でも唯一理解できたのは「樽が強い」と言われた時でした。
確かカルフォルニア・ワインだったと思うのですが、アルコールのにおいがツンと鼻についたあと、雨に濡れて湿った木材のような香りが登ってきました。しかし「ああ、言われてみれば、そうかも。」くらいなもので、何も言われずに飲んだらそう思えたのかについては、自信がありませんでした。
ただグラスに鼻を近づけて最初に香る強いアルコール臭は、私の数少ないワイン経験の中では馴染みのあるものだったかもしれません。その為、お酒の席ではワインを選択するということがほぼなかったのです。

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その日は時間の制約があり、すべてのブースを廻りきることは出来ませんでした。最後に社長が「ここのを飲んでみてください」と言って案内してくれたブースに行き、ニュイ・サン・ジョルジュのワインと他の2種類ほどテイスティングしました。今になって思えば飲んだワインをボールペンでチェックするくらいはしておけば良かった・・・と後悔していますが、この中のどれかのワインを飲んだ時、白くて大きな花弁をつけた可憐な花が頭の中でパッと咲きました。
「これは何の花だろう?」としきりに考えながら試飲を終えたのですが、この初体験で一番最初に覚えたことは、グラスを回す前と後では香りの強さが変わるということでした。又、グルグル回してもあまり香りが変わらないワインもあったのですが、それが何を意味するか解らないまま会場を後にしました。

「ワイン初心者のワインレポート」第一弾は以上です!
今後もアップしていくので宜しくお願いします!

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