〜ブルゴーニュ2015年7月最新情報〜

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今年の葡萄の生育状況は6月と7月の猛暑により急激に進んでいる様です。

通常の年では8月の上旬にかけて葡萄の房が色付きはじめますが、今年は既に色付きはじめている区画もあるそうで、現段階では例年よりも半月も生育が早い様です。しかし、ここ数日乾燥状態が続き、畑が乾燥していて、7月末まで続くと予想されているので、更に続く様だと深刻な水不足になり、葡萄の生育が進まなくなってしまう可能性があるそうです。

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8月以降に纏まった雨が降る様であれば、まだ乾ききっていない区画で葡萄の生育が再開し、早ければ8月末には収穫がはじまる区画もあるのでは?と予測されています。

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一方、8月に入ってもこのまま乾燥が続いた場合は、葡萄が水不足により、殆どの区画で葡萄の生育が止まり<濃縮>することより<成熟>してしまい、収穫をワザと遅らせる事になってしまうそうです。しかし、この場合は葡萄の収穫量が減ってしまいます。

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大量生産して加工したワインでは無く、テロワールを反映させたワインを造るブルゴーニュでは、自然の恵みに頼るしかありません。

天候はどうする事も出来ませんが、恵みの雨が降る事を祈ります!

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