Krug Clos du Mesnil

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数あるシャンパーニュの中でNo’1のメゾンは何処か?と聞かれたら、シャンパーニュ愛好家の殆どの人が真っ先にKrugと答えるでしょう。その品質に対する孤高のこだわりを証するかの如く<シャンパンの帝王>と尊称され、<Krugist(クリュギスト)>と呼ばれる愛好家が世界各地に沢山存在します。

メニル88

僕の誕生日の数日後に師が経営しているワイン・バーに行ったら、誕生日という事でサービスでKrugのClos du Mesnil88’(クロ・ド・メニル88年)をボトルをプレゼントしてくれました。その時印象に残っているのですが、プレゼントにも関わらず僕には完璧の状態しか口にして欲しくないという理由で2本抜栓して全て捨て、3本目でやっとグラスに注いでくれました。

その時KrugのClos du Mesnilは初めて飲んだのですが、ハチミツ、アーモンド、白トリュフ等の香りが複雑に絡み合い、ミクロのキメの細かさの中に力強さと濃厚さがあり、とても感激しました。そして数日前に飲んだComtes Lafon(コント・ラフォン)のMeursault Charmes 90’(ムルソー・シャルム90年)に微発泡を感じるだけで果実味は全く同じという印象を受けました。

コレクション81

その数年後、当時シャンパーニュ地方のランスにて三ツ星レストラン(現在は二ッ星)だったBoyerLes Crayere(ボワイエ・レ・クレイエール)に行きました。その時は一人だったのですが、殆ど動かしてない完璧な状態の物を確かめたかったので、メニューにあったClos du Mesnil88’とCollection81’を1本ずつ注文して料理のコースを頂きました。数年前に誕生日プレゼントで頂いたClos du Mesnil88’と全く同じ味で当時の事を思い出し、とても感激しました!

クリュッグ×2

最高の料理を食べた後には地下のキッチンを案内して頂き、最後にメニューまで記念に頂きました。その時の思い出は今でもハッキリと覚えています。

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