1270年より続いているチャリティーオークション、オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュにて弊社グランカーブが2樽落札する事に成功しました。その記念オリジナルワインを先行予約にて受け付けます。畑の詳細の説明をしておきます。
2015年3月に行われたオスピス・ド・ニュイのチャリティー・オークション前日のプロ用会場の模様です。先ず入り口で受付を済ませて当日出品されるカタログとティスティング・グラスを受け取り地下のカーブに向かいます。
地下カーブには、この様に樽が沢山並び、専属のスタッフに試飲したい樽の番号を言えば好きな順番にティスティング出来るのですが、1番目に出品するロットから順番に全ての樽をティスティングしました。樽の中の2014年のワインは幸いな事に殆どマロラクティック発酵が終わっていたので、比較的ティスティングでの判断が容易で入札するロットを3点に絞りました。
オークション当日。この日はフランスのポップスター、Florent Pagny(フローラン・パニー)さんが来場する事もあって、入り口には沢山の人達が駆けつけました。
実際のオークションの入札の様子です。皆さん自分の狙いのワインを狙っていて、緊迫した空気が漂っていました。そして狙った内の1ロット2樽を見事落札する事に成功しました!
落札したのは上記のNuits St Georges(ニュイ・サン・ジョルジュ)村のAu Bas de Combe(オー・バ・ド・コンブ)とLes Lavieres(ラヴィエール)の二つ区画を混合した物です。地図をご覧の通りVosne-Romanée(ヴォーヌ・ロマネ)村の境界線でNuits St Georgesのワインの中でも最上と言われているLes Boudots(レ・ブドー)とLes Murgers(ミュルジェ)の真下、Domaine Michel Gros(ドメーヌ・ミッシェル・グロ)の単独畑の直ぐ斜め向かい、Romanée-conti(ロマネ・コンティ)やLa-Tache(ラ・ターシュ)の直ぐ目と鼻の先という絶好の区画で、これが村名ワインというのが不思議です。
お味の方は芯はしっかりあるのですが、ソフトでチャーミング、素晴らしい芳香でティステングの段階でも美味しく飲めたので、ビン詰め後も直ぐに美味しく飲め、今後の熟成も楽しめそうという2つの楽しみ方が出来そうです!落札した2樽は現在Gevrey- Chambertin(ジュブレ・シャンベルタン)村の名門ドメーヌ兼ネゴシアンpierre-bouree(ピエール・ブレ)に預け管理を委託しており静かに保管、来年9月に瓶詰めをして11月頃に日本に到着する予定です。
<ワイン名>
Nuits St Georges Cuvée Guillaume, Selection Grand Cave 2014′
ニュイ・サン・ジョルジュ・キュベ・ギョーム・ラベイ、セレクション・グラン・カーブ 2014年
<オークション代行業務サービス>
2o15年11月15日に行われるオスピス・ド・ボーヌの代行入札を弊社にて受け付けます。弊社にて現地会場に渡航、ワインをティスティング、入札、落札後のワイン管理の委託業務の手配、ビン詰、ラベル貼り、日本への配送手配、通関手続きを全てを代行するので日本にいながら、御社(又は個人)のオリジナル・ワインを作成する事が出来ます。
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