フランスに本社がある世界最大級の保険会社、アクサ・グループのアクサ・ミレジム社がネゴシアンのジュール・ブランが所有していた畑を買い取り1987年にスタートした比較的新しいドメーヌで創業時からビオディナミ農法によるぶどう栽培を少しずつスタートさせ、2003年には全ての畑においてビオディナミによる栽培が行われる様になりました。
まず入り口から階段を上がり、こちらのテラスから外の中庭に出ました。
外に出たら斜面になっており、自然がいっぱいの広い敷地内の中庭に所々に葡萄畑がありました。
こちらの贅沢な広い敷地で実際に葡萄を作っているというのを聞いたのには驚かされました。香り高いアリエ産の木を自社で購入し、こちらの敷地で2年以上乾燥させた物が新樽比率約50%の割合で使用されるそうです。
そして醸造所とカーブへ。とても綺麗に棚が陳列してあり、几帳面なキメの細かい造りが納得出来ます。
最後にティスティングです。2013年のヴィンテージを頂いたのですが、ブルゴーニュ全般的にいえる事ですが、かなりの不作で例年の半分しか生産出来なかったそうで、貴重なワインをとても大事に扱っていました。
こちらは年間約900本しか造られない特級のロマネ・サン・ヴィヴァンの樽です。何処のカーブに行ってもそうですが、辺りを見回していつもこういうのが真っ先に目に入っちゃうんですよね……..(笑)おもちゃの様に小さいですが、このタンクを見て希少性が実感出来ました!
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