世界一高い白ワインMontrachet(モンラッシェ)をご紹介したいと思います。
モンラッシェを語る際によく話されるエピソードですが、<三銃士>で有名な文豪アレクサンドル・デュマが飲んで感激して脱帽し「ひれ伏して膝まずいて飲むべし!」と言った事が広く知られています。
Puligny-Montrachet(ピュリニー=モンラッシェ)村とChassagne-Montrachet(シャサーニュ=モンラッシェ)村の2つの村にまたがって特級畑が続いており、北から南に進んでいくとピリュニ・モンラッシェ村側の手前が有名なJoseph Drouhin(ジョセフ・ドルーアン)によって造られるMarquis de Laguiche(マルキ・ド・ラギッシュ)から始まり、斜面をドンドン下っていくという感じになります。南のシャサーニュ村側のワインはフランス語の男性名詞単数形につく定冠詞「ル」が付いてLe Montrachet(ル・モンラッシェ)ピュリニー村側は冠詞なしのただのMontrachet(モンラッシェ)と呼ばれているそうです。
途中、村の境目を股がってシャサーニュ・モンラッシェ村側に入り、ル・モンラッシェの畑の一番南側の最後の角の区画がロマネ・コンティ社所有のル・モンラッシェの畑で、石塀にはグラン・モンラッシェと書かれています。
因みにロマネ・コンティ社の畑の隣はコント・ラフォンのル・モンラッシェの畑だそうです。
モンラッシェは以前より高価なワインでしたが、最近は更にも増して高価になってしまい容易に飲む事が出来くなってしまったのが残念です……..
次回は葡萄のなっている時に写真を撮りたいと思います!
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